フランス人アーティストElsa Jean de Dieuが、ニューヨーク行きをとりやめて香港に来たのは10年以上前のこと。1カ月後には香港に残ることを決心しました。空間画家として、ショップやホテル、レストラン向けに内装の装飾を製作していますが、近年はストリートアートにも才能を発揮しています。彼女の絵画的で女性らしい壁画アートは中環(Central)、 ソーホー(SoHo {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る )や西営盤(Sai Ying Pun)などで見ることができます。その中でもPeel StreetにあるレストランUma Notaの外壁に書かれた微笑む女性は彼女の代表作とも言えるでしょう。壁画ペインターとして活躍するElsaが、香港への愛情と、自ら選んだ街、香港のストリートアートの進化について語ってくれました。
すべての作品に反映されています。私は香港に来てからランニングを始めたのですが、走っているといつも自然が発する色彩が目に入ってきます。その自然の要素が作品に影響して、とても幸せで、嘘のない、フレッシュで華やかな、そんな作品になっています。
私が最初に描いたのは、Uma Nota(Peel Streetにあるブラジルレストラン)の壁でした。描いているときは、皆さん微笑んで見てくれていて、とても幸せな気持ちだったのを覚えています。微笑んでいる女性を描いた幸せな絵でしたから。作品自体が見ている人々に語りかけてくれたのだと思います。
私は広東語は話せませんが、このエリアで働く年配の方たちと、とても良い関係を築けたと思います。私が大好きな上環(Sheung Wan)にはとてもフレンドリーな方がたくさんいます。彼らは私の方に来て、微笑みながら毎日私の作品を見てくれます。私の作品を通して、彼らと素晴らしいつながりを持つことができました。話す言葉は違いますが、幸福という共通の言語がありますから。今では、みんなが私のことを知っています。外で絵を描く外国人として、コミュニティの一員だと認めてもらえたと感じています。
私が初めてここに引っ越してきたとき、ストリートアートはほとんどありませんでした。2014年、Bibo(当時、上環(Sheung Wan)にあったレストラン)のおかげで変わったと思います。Biboのオーナーはフランス人で、香港を訪れたBanksy、Vhils、Space Invaderのようなアーティストや他の有名なアーティストを呼び、Biboの店内用に彼らに作品を作ってもらったのです。
今では、ストリートアート自体が、観光客を呼び込んでいます。ストリートアートを見るためだけに香港に来る人がいますから。それからInstagramは私たちアーティストにとって素晴らしいツールです。作品を見たり、旅行したりする時にとても役に立ちます。香港は2年後にはまた違った姿になるでしょう。アートの面でいうと、より確固たるアイデンティティを持つようになると思います。
大館(Tai Kwun) {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る がお勧めです!それからM+も。香港がカルチャーの面で変化しているのは良いことだと思います。それから PMQ {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る は本当に良い場所だと思います。よりクリエイティブでユニーク、それでいて世界中に知られる大手ブランドのように商業的ではないものは、香港では初めてでしょう。この街は伝統に寄り添いつつ、より文化的になっている。それは素晴らしいことだと思います。