香港での出入境管理や税関手続きは明確で効率的です。ここでは、スムーズな入境のために必要な情報をすべてご紹介しています。
ほとんどの国の国民は、観光目的で香港に入国する際にビザを必要とせず、国籍に応じて7日から180日の間で滞在することができます。日本のパスポート保持者は90日以内の観光滞在の場合は、ビザは不要。ご自身の国籍の条件が不明な場合は、中国大使館または領事館にご確認ください。
香港には100以上の国と地域に代表所があります。各代表所の連絡先はこちらに記載されています。また、ビザの詳細については、入境事務局のウェブサイトをご覧ください。
2021年12月28日より、入境管理局では、ビザ関連申請の全プロセスをオンラインで完了できるよう、段階的にビザ申請の電子サービスを導入しています。詳しくは入境管理局ホームページまたはこちらをご覧ください。
香港特別行政区トラベルパス
トラベルパスは、有効なパスポートをお持ちのビジネス渡航者が頻繁に香港を訪れる際に、ビザや入境許可証なしで香港に入境するための入境手続きを簡略化したものです。
申請条件:
トラベルパスをお持ちの方は、香港居民のカウンターを利用して、入境審査の手続きを簡略化することができます。
このトラベルパスの詳細とダウンロード可能な申請書については、移民局のウェブサイトをご覧ください。
フリークエント・ビジターEチャネル
香港に頻繁に訪れる方は、自動化ゲートeチャネルを利用して、迅速かつ簡単に入境審査を受けることができます。
申請条件:
登録ができた訪問者は、すべての出入境ポイントでフリークエント・ビジターのeチャネルを利用することができます。こちらをクリックして、フリークエント・ビジターEチャネルの利用手順にアクセスしてください。
香港に入境するすべての旅行者は、通関手続きを行い、免税枠を超えた課税対象となる商品を申告しなければなりません。課税対象商品と最新の免税措置についてはこちらをご覧ください。
注意点:
詳細については、税関のウェブサイトをご覧ください。不必要な遅延を避けるために、香港国際空港が定めたガイドラインに従ってください。
ビジター用お役立ち情報
多くの観光客が香港でトランジットしたり、他国を訪問した後に香港に到着したりしています。各国の法律の違いにより、他の出入国地では合法とされていても、香港では違法とされる場合があります。
香港で違法とされる物品の種類や、空港での安全とセキュリティに関する詳細は、こちらをご覧ください。
空港セキュリティ
香港国際空港からご出発のお客様は、出境審査ホールにて搭乗券とパスポートを空港保安係員にご提示ください。詳細はこちらをご覧ください。
電子タバコ持ち込み規制に関して
Hong Kong Drug Office of the Department of Healthによりますと、成分にニコチンが含まれている電子タバコは医薬品に分類されます。
そのため香港への持ち込みには医薬品輸入免許が必要になります。
持病の治療目的として個人で持ち込む必要がある場合は、医師の診断書(英文)があれば持ち込みが可能です。
診断書には、病名の他に電子タバコの銘柄や必要量(滞在中の服用スケジュールなど)が明記されている必要があります。
また、成分にニコチンが含まれていない電子タバコに関しては、輸入免許や医師の診断書は必要ありません。(2017年11月現在)
詳細は下記までお問い合わせください。
Drug Office, Department of Health
電話番号:(852)2319-8460
email:pharmgeneral@dh.gov.hk
ホームページ:http://www.drugoffice.gov.hk/
Customs & Excise Department
電話番号:(852)2815-7711
email:customesenquiry@customes.gov.hk
ホームページ:http://www.customs.gov.hk/en/home/index.html
機内持ち込み
香港国際空港では現在、セキュリティ対策が強化されています。ご出発のお客様やお乗り継ぎのお客様はご注意ください。ナイフ、カッター、ハサミ、カミソリの刃、家庭用刃物など、先の尖ったものや刃のあるものを機内持ち込み手荷物に入れないようにご注意ください。このようなものは、チェックイン時にお預けになる荷物に入れてください。
液体、ジェル、エアゾールの機内持ち込みにも制限があり、100ml以下の容器に入れ、容量が1リットル以下の透明な再封可能な袋に入れなければなりません(お一人様1袋まで)。
詳細はこちらをご覧ください。