Photo credit: Wandering Photography
所要時間:約2時間|距離:約4Km|難易度:中級
海抜957メートルの高さにあり、雲に覆われた大帽山(Tai Mo Shan)は香港の最高峰で、街の多くの場所から見ることができます。香港の最高峰ではありますが、大帽山(Tai Mo Shan)へは歩いて行くことができ、山頂までいくつもの曲がりくねったコースが設置されています。山頂からの展望や雲海、冬の霜、四季折々の花々など、豊かな自然が織りなす光景を楽しめます。
Photo Credit: Wandering Photography
大帽山道(Tai Mo Shan Road)のハイキングを始める前に、大帽山郊野公園(Tai Mo Shan Country Park)の入り口近くにある扶輪公園(Rotary Park)にぜひ立ち寄ってみてください。園内には台湾から寄贈された桜並木があります。2月頃から3月初旬にかけて、桜を見るには最高の場所です。
ただし野生の植物を取ることは禁止されていますのでご注意ください。
Photo Credit: Derek Yung
山頂へは、大帽山郊野公園遊客中心(Tai Mo Shan Country Park Visitor Centre)近くの大帽山道(Tai Mo Shan Road)から登ることをおすすめします。大帽山の南側を走るなだらかな小道を登っていくと、大帽山郊野公園遊客中心(Tai Mo Shan Country Park Visitor Centre)があります。ここでは、
大帽山(Tai Mo Shan)の森や気候変動について学ぶことができます。
開園は月曜日、水曜日~日曜日の午前9時30分~午後4時30分。火曜日(祝祭日を除く)と旧正月の最初の2日間は閉園します。
平坦で舗装された上り道もありますが、ほとんどが未舗装です。
Photo Credit: Anthony Lau
大帽山道(Tai Mo Shan Road)を約1.5 km上ると、大帽山観景台(Tai Mo Shan Lookout)に到着します。天気が良ければ、周囲の丘や西側の平野を一望できます。秋に大帽山(Tai Mo Shan)のこのあたりをハイキングすると、斜面には美しいススキや 薙刀香薷(ナギナタコウジュ)を見ることができます。
運が良ければ、春には山頂から雲海が見えるかもしれません。このような現象は、雨が降った直後に見られます。
Photo Credit: Anthony Lau
大帽山(Tai Mo Shan)の頂上にある、大帽山天氣雷達站(Weather Radar Station)。この大きな球体の建物が見えてきたら、山頂はもうすぐそこです。海抜950mにある、香港で最も高い場所にあるランドマークで、晴れた日には、四方に素晴らしい景観が広がります。天氣雷達站(Weather Radar Station)の周りでは、斜面を覆うススキが太陽の光で金色に染まります。
山頂は風もあり都市部より温度が5~6℃低い場合がありますので、防寒着をお忘れなく。
大帽山郊野公園駐車場(Tai Mo Shan Country Park)と大帽山郊野公園遊客中心(Tai Mo Shan Country Park Visitor Centre)に食堂があります。
MTR 荃湾駅(Tsuen Wan)出口Aから出て、大河道北(Tai Ho Road North)バス停まで歩きます。51番バスで大帽山郊野公園(Tai Mo Shan Country Park)まで乗車。公園の入り口は大帽山道(Tai Mo Shan Road)沿いにあります。
来た道を戻り、バス停から51番バスに乗ってMTR 荃湾(Tsuen Wan)駅へ。荃湾(Tsuen Wan)駅からはあらゆる交通機関が利用できます。
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