醫局街(Yee Kuk Street)の名前は、この医療センターから来ています(醫局は広東語で診療所の意味)。この建物は二級歴史建築で、1930年代にこの場所に建てられました。以前も同じ醫局街にかつての病院がありましたが、地元住民の医療ニーズを満たせないと判断されたために新たに建てたのです。現在は一般に公開されなくなりましたが、今でも外から見事なアールデコ建築を鑑賞することができます。柱は西洋のクラシックなモチーフで飾られ、バルコニーの手すりは竹の形をした中国風の陶磁器タイルが特徴です。これは、東洋と西洋の価値観が香港で出会ったすばらしい例です。
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