湾仔(Wan Chai)は香港でも特にバラエティーに富んだ地区であると同時に、フォトジェニックな場所でもあります。どこを訪れても、このにぎやかな街の思い出にしたり、SNSにアップする、完璧な写真を撮る機会がたくさんあります。賑わうマーケット、人目につかない路地、古風な寺院、近代的な超高層ビル、緑豊かな散歩道など、湾仔(Wan Chai)はここだけで香港の全てが詰まっています。カメラを持って冒険に出かけませんか?地元の才能豊かな写真家5人が、流行のスポットから歴史と伝統の町並みまで、湾仔でお気に入りのスナップポイントをいくつかご紹介します。
湾仔(Wan Chai)の 北帝廟(Pak Tai Temple) {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る は、太古の神、闇の国の帝王に捧げるために、19世紀半ばに建てられた霊廟です。一歩足を踏み入れると、その歴史的な建造物は香港の現代的な風景と全く対照的です。石水渠街(Stone Nullah Lane)を外れ、隆安街(Lung On Street)を奥に進むと、突然、過去へとタイムトラベルしたような建物が現われ、美しい姿に目を奪われます。特に晴れた日の午後には、壁の明り取りの窓を通して、中庭からまばゆい光が堂内に差し込みます。立ち上る線香の煙が光にゆらめき、いっそう劇的な美しさが増していきます。
わたしは香港の街を散策するのが大好きです。湾仔(Wan Chai)にある、この人目に付かない一角に迷い込んだのも、街を散策している時です。秀華坊(Sau Wah Fong)は、かわいらしいカフェやシックなブティック、洋服のショップと、古風な理髪店のような昔ながらの店舗が軒を並べる、魅力的な路地です。私のお気に入りの場所は Jouer {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る という、フランス風のカフェ兼アトリエです。最初に気が付いたのは、花に彩られた美しいパティオです。そこから店内に目を向けると、カップボードがあり、中には素敵な年代物の食器や生活用品が並べられ、販売されています。手作りのミニマカロンや、すばらしいケーキも並んでいて、魅力的です。慌ただしい香港の街を逃れて、お茶かコーヒーを飲みながら、お気に入りの本を読んでくつろぐには、最高の場所です。
香港に初めてネオンライトが登場したのは、1950年代のことです。それ以来、ネオンは香港の顔とも、アイデンティティーとも言えるものになっています。しかし数年前から、ネオンを街頭から撤去すべきか議論になっています。ネオンが光害だと言う人もいる一方で、香港の歴史遺産の重要な一部だと考える人もいるからです。私たちは後者の陣営で、この活気ある都市の風景に生命と個性を与えてくれるネオンを、評価すべきだと考えています。ネオンは、日が暮れた後に活気づく大都会の、色とりどりで華やかな、楽しい側面を表わすものなのです。夜のとばりが下りた後、謝斐道(Jaffe Road)や周辺の路地を歩けば、この独特な都市の賑わいと美しさを感じることができます。末永くネオンが通りを彩り続けることを、願ってやみません。
宝雲道(Bowen Road) {{title}} 住所 {{address}} ウェブサイト {{website}} 詳細をもっと見る は、鮮やかな緑のトンネルに囲まれた舗装道で、湾仔(Wan Chai)や跑馬地(Happy Valley)を見下ろす丘に沿って進んでいます。19世紀に大潭(Tai Tam)貯水池から水を運ぶ水路の上に建設されたこの道路は、ほとんどが歩行者道になっているため、散歩をする人やランナーが安全に利用できる場所です。わたしが宝雲道を好きな理由は、ここからしか見られない香港の風景があるからです。森の木々に埋もれながら、高層ビルの頂上と同じ高さから景色を見ることができます。昼でも夜でも、素晴らしい写真を撮る機会があります。香港は、超過密市街地のすぐ近で自然に触れられることが、際立った特徴の1つであり、その典型が宝雲道なのです。
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